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2014/8/24(日)の聖教

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2014/8/24(日)の聖教


1、フィリピン 名門イースト大学が決定 池田大作SGI会長に名誉人文学博士号

   きょう8月24日、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長の入信67周年を迎えた。全民衆の幸福を願い、不断の闘争へと出立した原点の日である。同志の連帯は今や、192カ国・地域に広がり、その人間主義の大運動をリードするSGI会長の行動に、讃嘆はやまない。このほど、SGI会長の長年にわたる平和貢献を讃え、フィリピン共和国の名門イースト大学から、「名誉人文学博士号」の授与が決定した。同大学理事会の席上、満場一致で決議され、エスター・A・ガルシア総長の自筆署名が記された決定通知が届けられた。

2、わが友に贈る

 大境涯を開く信心だ。
 行学の二道に徹すれば
 全てに感謝できる自分
 負けない自分に変わる。
 人間革命の大道を進め!

3、名字の言   師匠が「針」、弟子は「糸」と、池田名誉会長は語った。針は着物ができれば不要になる。後に残った糸に価値がある。

  将棋の世界では、弟子が師匠と対局して勝つことを「恩返し」という。弟子が師匠を超えていくことは何よりの“孝行”であろう▼“自分以上の人材に!”は、学会の後継者育成の合言葉。この夏、創価ファミリー大会をはじめ、工夫を凝らした取り組みが各地で行われている▼三重では、「未来っ子わくわく広場」が盛況だ。幼児から少年少女部までの子をもつ家族が参加し、牛乳パックを使った工作や手遊び、ダンスなど、“親子一体”の企画に挑戦。参加した未入会の父が、わが子の笑顔や学会員の温かい振る舞いに心を打たれ、入会を希望するエピソードも▼「どうしたら小学校1年の息子が学会を好きになりますか?」。きっかけは、ある夫妻からの教育部員への相談だった。“それなら、会館で親子の思い出をつくってみてはどうでしょう”。教育部員がアイデアを出し合い、集いを企画した。楽しい時間に満足し、「学会っていいところだね!」と、瞳を輝かせる子が増えた▼師匠が「針」、弟子は「糸」と、池田名誉会長は語った。針は着物ができれば不要になる。後に残った糸に価値がある。私は、糸を残すための針になる――と。若き友が、平和と幸福の社会を織り成すことを信じつつ、師と同じ心で育成に取り組もう。(靖)



4、寸鉄

★   名誉会長の入信記念日を世界が慶祝。妙法流布の激闘に感謝。弟子よ続け
      ◇
★ きょう壮年部の日。一家・社会の頼もしき黄金柱。わが誓いの道を堂々前進
      ◇
★ 「日蓮さきがけしたり」幹部は一人立つ勇者に! 率先垂範こそ学会精神だ
      ◇
★ 在宅介護、3割が「続けられない」と。希望の幸齢社会へ!公明よ対策急げ
      ◇
★ 各地で甚大な豪雨被害。被災した皆様に心からお見舞い。引き続き警戒を



5、座談会 希望大陸の広布を語る 新世紀の一番星 コートジボワール

 2996人の友に御本尊が授与された「5・3」記念総会の模様や、女性の活躍が話題になった、7月度SGI研修会の参加者による“コートジボワール座談会”(17日付)。今回は、研修会の感動や、“信仰体験の力”などについて語り合う

勝利の喜びも闘いの労苦もなんでも語る! 体験こそ力なり 

   ――地涌のスクラムを勢いよく広げるコートジボワールSGIは、今や、アフリカのみならず、世界広布新時代の“一番星”ですね。

 ギギ支部長  ありがとうございます! 私たち自身も、わが国の広布の進展を強く実感しています。実は私は、3回もの仏法との“出会い”によって、入会することができたんです。

 ビオプル婦人部本部長  はじめて伺いました。どういうことでしょうか?

 ギギ支部長 最初は22歳の頃です。学生寮の隣の部屋に住む友人が、凛とした姿で唱題しているのを見て、直感的に「私もやってみたい」と思ったんです。しかし間もなく、寮が離れ離れになり、実践することはできませんでした。2度目の出会いは大学卒業後です。別の友人から折伏を受けましたが、当時は仕事もなく、心がすさんでおり、聞く耳を持ちませんでした。
 さらに6年後、難関の試験に挑戦していた時のこと。親戚から渡された仏法の書籍に、「生命の永遠性」について記されており、夢中で読み進めました。わが国には根さまざまな土着の宗教がありますが、どれも呪術的な“まじない”のようなものです。人間の生き方や生命の根源的なあり方を教えるようなものではありません。私は、この仏法に、真の幸福の道があると確信しました。3度目の出会いによって、信心を始めることができたんです。

あなたの結果を見て決めるわ!

 ――そんなに多くの仏縁が身近にあるとは! コートジボワール社会における、創価の連帯の広がりを感じますね。

 ギギ支部長  もう少し、よろしいでしょうか。私の妻は、もともと、キリスト教徒でした。「1緒に信心しよう」といっても、「あなたの祈りの結果を見てから決めるわ!」と、とても理にかなった一言(笑い)。
  こうなれば自分の姿で示すしかないと、1日に時間の唱題を軸に猛勉強。実に10度目の受験で、最難関の国立行政学院の試験に合格することができました。そして、感謝の題目を唱えていると、背後から静かに唱和する声が聞こえてきました。合格までの一部始終を間近で見ていた妻が、何も言わずに、一緒に手を合わせていたのです。その姿を見て、胸に熱いものが込み上げました。

 コフィ総合本部青年部長  まさに“体験こそ力”ですね。私たち青年部も、自分自身が実証を示して、その信仰体験を自信満々に語っていこうと約し合っています。皆、座談会などで、戦いの労苦から勝利の喜びまで、全てを包み隠さず語り、そこから共感のうねりを広げています。“体験に勝る力なし”ということを、メンバーは実戦の中で感じているんです。

 ンゲッサン総合本部長  私にも根かけがえのない体験があります。1999年12月、一家に宿命の嵐が吹き荒れました。一人息子が、遺伝性の重い病気を発症したのです。全身に痛みが走り、常に貧血状態。走ることもできません。「息子さんは長く生きられないでしょう」との医師の宣告が、冷たく刺さりました。唯一の光であった信心を抱きしめるように、家族一丸となって唱題に力を込めました。
 その後、さまざまな人が諸天善神となって、優れた治療を受けられる環境が整い、良い薬も手に入ったのです。今では、走ったり、自転車に乗ったりできるように。まだまだ医療技術が発展途上のわが国において、本当に福運に恵まれた出来事でした。

 ビオプル婦人部本部長  機関誌に掲載される体験談も、皆の信心の糧になっていますね。今回のSGI研修会で訪れた東京・立川の同志の体験談からも、大きな勇気をもらいました。

創大生の歓迎に 創立者の心感じた

同志を迎える真心に感動

――今回の交歓会は、立川文化会館での交流座談会をはじめ、教学の研修会、それに創価大学・創価学園の訪問等、とても充実したものでしたね。

 ンゲッサン総合本部長 私は高校の教師をしていますので、創価教育の現場を見ることができ、特に感動しました。わが国の子どもたちに多大な影響をあたえるのはテレビや映画などで、尊敬できる人が身近に存在しないのが実情です。「こんな人になりたい」「あの人が指示した道に進もう」と思える、模範の人物が近くにいないのです。
 しかし、創価の学舎には、素晴らしい仲間、人間性豊かな教師陣、そして、最高の創立者がいます。私は今回、自分自身が、子どもたちにとっての良き「教育環境」になっていかねばならないと痛感しました。“子どもの幸福”に尽くせる教育者に、必ずなっていこうと固く決意しました。

 ビオプル婦人部本部長 習いたてのフランス語で一生懸命話し掛けようとする、生徒や学生たちのけなげな姿に感涙しました。その振る舞いや言葉に、歓待の真心や、世界に貢献できる人に成長しようという情熱が満ちており、一人一人の中に、“創立者の心”が脈打っていることを感じました。
 また、立川文化会館などでお会いした皆さまも、少しでも心を結び合おう、信心の息吹を伝えようとしてくださり、“同志を迎えるとは、こういうことなのか”と感銘しました。こうした姿を通して、私たちは確かに、池田先生の心を感じ、原点を築くことができたと確信しています。

一人一人の友を最大に大切に!

 リ支部長  同志の皆さま交流する中で、「当起遠迎当如敬仏(当に起って遠く迎うべきこと、当に仏を敬うが如くすべし)」を実践する尊き心を教えてもらいました。私はありがたくも、今回が5度目のSGI研修会への参加になりますが、2009年秋の出会いを思い出しました。
 第1回は全国青年部幹部会に参加した時のことです。池田先生はスピーチの途中、私たちを壇上に呼んでくださり、「遠くから来てくれて、本当にありがとう」と、立ち上がって、胸に手を当て、旧知の友を迎えるように励ましてくださったのです。まさに、「当起遠迎当如敬仏」の精神を自ら示しておられました。

 コフィ総合本部青年部長  池田先生は今回の研修会で、私たち参加者に「一人一人の友を最大に大切にしながら、仲良く朗らかに、大いなる希望と幸福の大道を勝ち開いてください」とメッセージを贈ってくださいました。
 一人一人を最大に大切に――端的な一言ですが、これが世界広布の新時代を切り開く食堂であると、命に深く刻みました。そして、今回出会った同志の皆さまの姿を通して、そのことの大切さを教えていただいたように感じます。

 ビオプル婦人部本部長 これまでアフリカでは、SGI研修会で池田先生との原点を築いたメンバーが、祖国の友にその感動を何度も何度も語り、大きく希望を広げてきました。私たちもこれからが勝負です。自分自身が率先して動き、一人の青年に、一人の悩める友に、力の限り励ましを送ってまいります。

 リ支部長  どこまでも池田先生と共に、平和と幸福の「アフリカの世紀」を開いていこう! イタイドウシン(異体同心)で!  ピクトワール(勝利)を!(完)



6、社説   生き生きと! 広布と社会の柱に きょう24日「壮年部の日」

   「ここ一番 頼りになるのは 壮年部」「薫風起こし 走り止まらぬ 壮年部」――本紙の「新・生き生き川柳」に寄せられた句である。ともに、いぶし銀の存在感が光る壮年への称賛といえよう。
 きょう8月24日は「壮年部の日」(1976年制定)。そして、池田名誉会長の入信記念日である。
 名誉会長は、昨年の8月24日付の本紙「随筆 我らの勝利の大道」に記している。
 「私は、あの『八・二四』の『誓い』を原点として、ただただ師匠・戸田先生に喜んでいただきたい一心で広布に生き抜いてきた。『壮年部の日』を、学会として、この日に定めたのも、わが盟友たる壮年部には、私と同じ心で断固と進んでほしかったからである」
 「わが盟友」「私と同じ心で」との呼び掛けに、“広布と社会の柱”と頼む壮年への限りない期待と信頼の深さが、うかがえる。
 厳しい社会情勢の中、歯を食いしばり、仕事と学会活動の両立に、懸命に取り組む壮年がいる。さらに、「地域のために」と誠実第一に力を尽くす壮年がいる。いずれも頼もしき“黄金柱”の存在だ。
 埼玉県のある壮年メンバーは、長年にわたり地域の役員を担ってきた。その傍ら、パトロール隊を立ち上げ、地元の安全・安心づくりに尽力。周囲の協力を得て、これまでに内閣総理大臣表彰をはじめ幾度となく顕彰され、同じ活動に取り組む人々のモデルとされる隊にまで発展させた。その壮年いわく、「学会で学んだことが、全て生きてくる」。
 小説『新・人間革命』には、次のように綴られている。
 「壮年部の方々は、社会人として力ある存在になっていただきたい。周囲から『さすがに信心している人は立派である』と言われ、信頼を勝ち取っていくことが、広宣流布なんです」(「正義」の章)
 信心を根本として、その力を社会のあらゆる局面で発揮していく。そのことが、いよいよ求められている。
 もちろん、置かれた状況は一人一人違うであろう。しかし、大切なことは「随力弘通」である。それぞれが、目の前の課題に対し、常に力を尽くしていく。その着実な前進の先に、新たな未来が開かれ、広布の伸展があることを忘れまい。
 意義深き師弟の記念日である「壮年部の日」から、新たな決意で出発をしていきたい。



7、きょうの発心   陰徳陽報御書、1178ページ

御書 陰徳あれば陽報あり(陰徳陽報御書、1178ページ・編1097ページ)

通解 陰徳があるならば、陽報がある。 . 

【苦難を転重軽受で乗り越え】

 人知れず善行を行えば、必ず善い報いを受けることができる、と教えられた一節です。

 1969年(昭和44年)、夏季講習会で、男子部が野外大集会を開催。終了後、池田先生は丘の上から手を振って「いつまでもお元気で」と何回も呼び掛けてくださいました。私は、思わず涙を流し、生涯、先生と共に広布に生き抜くことを誓いました。
 男子部時代、この御金言を胸に、仕事と学会活動の両立に挑戦。時には寝る間も惜しんで働いたこともありましたが、全て良き思い出になっています。
 30歳から聖教新聞の販売店主に。33年間、配達員の皆さまと苦楽を共にしてきました。その間、水腎症による右腎臓の摘出手術や、大きな交通事故に遭遇するなど、数多くの苦難を転重軽受し、乗り越えてきました。
 3人の子どもは皆、創価の学舎を卒業。現在、長女はヤング・ミセス県委員長として、長男は中国語を生かして会社で、そして次女は小学校の教員として、それぞれ後継の道を歩んでいます。
 今年は、富山研修道場(当時)に先生をお迎えした84年8月25日から30周年です。大仏法に巡り合えた感謝を忘れず、創立100周年を目指し、師弟共戦の誓いを果たしてまいります。
富山創価県総合長 山本 久信



8、親が子に語る物語 ハトをたすけたおうさま 命の本当の重さを知る人に

【おうちの方へ】

今回の「親が子に語る物語」で取り上げた「尸毘王」は、インドに生まれた釈尊の過去世の姿です。
 「大荘厳論」巻12や「菩薩本生髪論」巻1などに説かれています。
 帝釈天と毘沙門天は、タカとハトに化身して、尸毘王が菩薩として精進し、本当に仏道を求めているかを試そうとします。それとは知らずに王は、懐に逃げ込んだハトを助けるために、自らの身を差し出してハトを助けました。
 この尸毘王の不惜身命の行動については、仏教遺跡や仏塔などに刻画され、広く知られています。
  私たちは、あらゆる弱者や生き物を守る「勇気」の大切さを、子どもたちに訴えていきましょう。



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