2014/10/12(日)の聖教
1、池田名誉会長 光の言葉 幸福の曲 「良き友」は人生最高の宝
この世で尊く、
信じられるもの――
それは友情である。
人間として究極の証しは
友情である。
友情は
永遠に朽ちることのない
人生の宝である。
* * *
民間の交流にせよ
首脳会談にせよ
「人間を信ずる」という
一点が欠けるならば、
一切は無に帰すに違いない。
人間を信ずることは、
善への第一歩であり、
この善こそ、人間のもつ最深の力である。
* * *
「学ぼう」「向上しよう」
という人の周りに
「良き友」は集う。
その「良き友」の中で
人間は磨かれる。
高みを目指す真実の友情は、
その努力の実りを
何倍にもしてくれる。
* * *
眼前の一人は、一人ではない。
その人の背後に家族があり、友人がいる。
後継の若人がいる。
心通う麗しき対話は
常に新たな対話への出発となり、
大いなる「友情の環」を広げる
第一歩となる。
* * *
友情は、いつも「自分から始まる」。
誇り高い友情を築くには、
自分自身が
誇り高い信念を持つことである。
たとえ相手に裏切られようと、自分は絶対に裏切らない。
この信義を勇敢に誠実に
貫き通した人生は、
永遠に光る勝利の劇である。
世界の金融・経済のセンターであり、多様な国籍・民族の人々が往来する都市国家シンガポール。
遠くのマリーナ湾、緑の中を貫く水路、橋の上に船や車が絶え間なく行き交い、「アジアの十字路」の勢いが伝わってくる。
「友情を広げることが、平和を広げることである」――恩師・戸田第2代会長から継いだ信念のままに、世界54カ国・地域に、「友情の橋」を架けるたびを続けてきた池田名誉会長。2000年11月、みたび同国を訪れていた。
日本ではこれから、秋たけなわ。「対話の秋」「友情の秋」だ。私たちも朗らかに、わが町、わが地域で、納得と誠実の語らいを広げたい。一人と結んだ「信頼の橋」が、やがてつながり、世界平和の大道となることを信じて。
2、第44回 創大祭 第30回 白鳥祭が開幕、
輝ける
平和の創造
創価かな
学び結べや
明日の世界を
創価大学の第44回「創大祭」、創価女子短期大学の第30回「白鳥祭」を記念する「創価栄光の集い」が11日、東京・八王子市の創大記念講堂で開催された。これには、創立者の池田大作名誉会長が祝福のメッセージと和歌を贈った。また、中国人民対外友好協会の李小林会長ら来賓が列席した。
◆「創価栄光の集い」への創立者のメッセージ (作業中)
3、伝統の創芸展 創大記念講堂で 19日まで
第25回「創価芸術展――創価一貫教育の光彩」が10日、東京・八王子市の創価大学記念講堂で開幕した。
創大生・創価女子短大生、東西の創価学園生をはじめ、アメリカ創価大学やブラジル創価学園など、世界に広がる創価の学びやから寄せられた書や絵画、写真、華道作品など663点の力作が並ぶ。
開幕式には創大の田代理事長と馬場学長、石川短大学長、学生の代表らが出席。長谷川学園理事長があいさつした。
創立者賞(美術部門)を受賞した、竹田伸二ロビンさん(創大3年)は「創立者の哲学をもっと学んでいきたい」と語った。
同展は、今月19日(日)まで。午前10時から午後7時(19日は午後4時に閉館)。受け付けは閉館時間の20分前まで。入場無料。
4、わが友に贈る
今いる場所が
人間革命の舞台!
家庭・職場・地域で
「信心即生活」の
確かな成長の歩みを!
5、名字の言 一時の、一つの「顔」だけを見て、相手を判断できない。直接、会って話さなければ、相手の本当のことは分からない
思い込みや印象が、いつしか事実のように定着してしまう例は多い▼18世紀のフランス革命。断頭台の露と消えたルイ16世は決して暗愚の王ではなかったし、マリー・アントワネットも浪費専門の王妃だったわけではない。フランス文学者・安達正勝さんの新著『マリー・アントワネット』(中公新書)に、あらためて教えられた▼読後、ナポレオンの言葉を思い起こした。見ず知らずの人が自分に熱狂する姿を見て語ったという。「あの連中は余を知りもしなければ、一度だって余を見たことすらない。ただ彼等は余の噂を聞いていただけだ」「こういった不思議なことは何処の国にも、何時の時代にも、男の中でも女の中でも繰返されるのだ!」(ラス・カーズ著、難波浩訳『ナポレオン大戦回想録』改造社)▼人にはいろいろな「顔」がある。一時の、一つの「顔」だけを見て、相手を判断できない。直接、会って話さなければ、相手の本当のことは分からない▼東北の被災地で、励ましの絆を広げる婦人の言葉。「足を運んだ分だけ相手も心を開いてくれる。やはり、顔を出さないとダメね」。さりげないが、真実を突いていた。「一人対多数」の関係では分かり合えない。「一人」と心を通わせるには、「一対一」の対話に徹することだ。(川)
6、寸鉄
★ 創大祭・白鳥祭が開幕。学びと鍛えの日々に栄光燦たり。勝利の空へ飛翔
★ 未来部の日。信心継承の本舞台は家庭。日々の家族の振る舞いが子の手本
★ 山口が共戦月間。拡大の源は開拓精神にあり。わが地域を幸福の電源地に
★ 恩師「仏法で学んだ事はどしどし口に」。確信を語れ!心を打つのは心だ
★ 大型台風が再び襲来。不要不急の外出は控えよ。絶対無事故へ慢心排して
7、社説 勇気の一歩生む励ましのドラマ 各地で、にぎやかな総会
吹き抜ける風に秋の深まりが感じられるようになった。
下半期の活動では、その山場の一つである支部や地区などの総会が、たけなわである。
群馬県太田市の東由良地区では今月5日、「いつまでも若々しく生きるために」と題する健康セミナーを開催した。
“参加者の皆さんに元気を届けたい。喜んでもらいたい”との思いで、準備に奔走。当日を迎えるまでに、地区のメンバーや友人にチラシや当日使う資料を配布し、呼び掛けを行った。
あるヤング・ミセスのメンバーは、幼子2人を抱える中、婦人部の先輩と共に友人宅を訪れた。セミナーの当日は、あいにくの雨。しかし、会場には、39人もの友人が喜々として足を運んでくれた。その中には、ヤング・ミセスのメンバーが誘った友の姿もあった。
講師を務めたのは、整体師の婦人部員。腰痛に効くツボ押しや体調管理のコツを実演するとともに、がんを克服した信仰体験も披露。参加した友からは「年に1回でなく、もっとやってもらいたい」「資料など準備をしっかりされてきたのが伝わってきた」「講師の話が楽しかった」等の声が寄せられ、来月の任用試験に挑戦する決意を固めた友もいたという。
同地区のメンバーは、日頃から“自身の住む地域に貢献しよう”と、老人会や自治会の役員を務め、地域行事にも積極的に参加してきた。こうした長年の地道な取り組みが今、信頼の花を咲かせている。
「学会の集いは明るい」――これは、会合に参加した友に共通する声の一つだ。他者へ尽くす姿勢や、明るく励まし合うといった光景は、創価学会の日常の中にあふれている。
「病苦、経済苦をこの信仰によって乗り越えた」との歓喜や仏法への確信、自他共の仏性を開きゆく法理に裏打ちされた励ましの精神が、学会員の胸の内に脈打つからであろう。
「人間生命を内奥から触発できるのは、人間生命しかありません。『内なる変革』を成就した人間の行動のみが、他の人間の生命変革を促していけるのです」とは、池田名誉会長の言葉である。
人生の途上に悩みや苦難は避けられない。そうした時、「何があっても心配ない!」という笑顔の言葉から勇気をもらい、決意の一歩を踏み出せたという体験をもつ人も多いだろう。
今後開かれる総会も、そうした励ましのドラマに満ちた、にぎやかな集いにしていきたい。
8、今日の発心 刑部左衛門尉女房御返事、1401 ㌻
御書 父母に御孝養の意あらん人人は法華経を贈り給べし(刑部左衛門尉女房御返事、1401ページ・編1309ページ)
通解 父母に孝養しようという意志のある人々は父母に法華経を贈るべきである。 .
【広宣流布の人生こそ報恩の道】
仏法を学ぶ目的は、育ててくれた父母、ひいては一切衆生を幸福に導く利他にある、と仰せです。
私は幼いころに母と共に入会しましたが、父は長い間、未入会でした。学生部時代に一家和楽の大切さを学び、父の入会を真剣に祈り始めました。その時、先輩が教えてくれた御文です。
以来、父との対話に何度も挑戦しましたが、反対されるばかり。“人間として成長することが大切だよ”との池田先生の指導を胸に弘教に走りました。そして2009年(平成21年)、父が晴れて入会。母と兄弟と共に、30年越しの折伏を実らせることができました。
12年、最愛の母は霊山へ。妙法流布の使命を果たした母の姿を胸に深く刻みました。母の信心を受け継いだ父は、今、太陽会として元気に活動しています。
本年は、池田先生の長野研修道場初訪問から35周年。その際、先生は「私の声が創価学会の声だよ。私の声が鳴り響いている限り、創価学会は大丈夫だ」と師子吼されました。先生の期待にお応えしようと、私自身、本年8月に弘教を達成。さらなる決意を燃やし、師弟有縁の天地・信越に青年の人材山脈を構築してまいります。
信越青年部長 島田日出男
【社会の情勢】
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